院長ブログ
子供の難聴
2019年01月15日
最近話しかけても返事をしない。よく聞き返す。テレビを前の方で見たり、音量を大きくする。これらは聞こえが悪いときのサインです。その他、聞こえが悪いサインとして乳幼児では不機嫌、夜泣きをする。耳を気にするしぐさがある。ことばの発達が遅いなど。3歳以上ではいつもより話し声が大きい。活発な子が活発でなくなる。内向的、協調性がなくなるという性格の変化が起こることがあります。
この難聴の原因として一番多いのは中耳腔に滲出液がたまる滲出性中耳炎があります。
この中耳炎は急性中耳炎と同じくかぜをひいたあとに起こることが多く、しかし痛みを伴うことはなく、唯一聞こえが悪いだけのためしばしば見逃されています。又難治のことが多く、早めの治療が必要です。日頃からちょっとした変化に周りが早く気づいてあげる必要があります。少しでも思当たることがあれば早めに相談をしてあげてください。
診療科目
耳鼻咽喉科
所在地
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